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広背筋(Latissimus dorsi muscle) / 概要・起始停止・支配神経・運動

広背筋の概要

人間の背中下部に広く分布している筋肉である。起始部は主に脊椎であるが、下部の肋骨に付着している事項は理学療法士・作業療法士の国家試験において頻出している。人体において、大半の筋肉は頭部から尾部もしくは足部に向かって(上から下に)走行しているが、広背筋においては胸椎・腰椎から上腕骨「下から上」に走行していることが特徴である。腋窩(脇/わき)の部分では体表から広背筋を触知することができる。背筋群に分類されている筋肉の一つであり、主に肩関節・肩甲帯の動作に関与している。しかし、肩関節の動きにおいては回旋筋腱板(ローテーターカフ)や三角筋、肩甲帯の動きにおいては僧帽筋や小胸筋・前鋸筋が主動作筋として働くことから、広背筋は補助動作筋として作用している。位置としては上半身の下位にあることから、髄節を誤って覚えがちであるため第6~8頚髄は押さえておきたい。

 

広背筋の起始・停止・支配神経・運動

広背筋の起始部・停止部・支配神経・運動は以下のようになっている。

起始

下部の胸椎・腰椎・仙椎(いずれも棘突起部)・腸骨稜・肩甲骨の下角

停止

上腕骨小結節陵

支配神経

胸背神経

髄節:C6-8

運動

(主に)肩関節の内転伸展内旋

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